さて。
相変わらずの貧打貧打で見ていて退屈なDeNAさんは、去年の岩貞に続き今年も横浜絶対殺すマンを誕生させ、向こう5年打てないであろう苦手な相手を作りました。
(ヤクルトの星もそれになりそうだったけど、肘を骨折したのでどうなるか)
これもひとえにレギュラーと控えの格差、一軍の28人すらろくに揃わない層の薄さに起因すると思われます。
複数年契約を断り単年残留の牧田、伊東監督の退任で残る理由もなくなった涌井、球団のシステム的に残留出来なさそうな増井など、FA市場がにぎわいそうなオフに向けて、プロテクト枠を考えてみることにします。
中田さんは……うん、宣言しないけど1億円~半減契約後にトレードされそうな気はする。
・それをすてるなんてとんでもない!(16名)
桑原、梶谷、筒香、宮崎、戸柱、倉本、嶺井、柴田
今永、石田、井納、飯塚、濱口、砂田、田中健、山崎
所謂レギュラー枠。
柴田が抜けると30代超えたおじさんたちの夢も希望もない二塁争いに戻るので、こちらの枠。
・プロスペクト枠(4名)
京山、綾部、松尾、細川
ファームで重点的に起用されている高卒の若手たち。仮に流出した場合、1年を無駄にすることになる。
ここまでの20人に抜けると困る選手を加えていく。
・キャッチャー枠(2名)
高城、佐野
山口に続き濱口と、荒れ球専属捕手として活躍する高城に、黒羽根の放出(と西森の骨折)後、捕手として鍛えられた佐野。
今年は有力どころの高卒捕手がこぞって進学・社会人行きを宣言しており、中村を引き当てるくじ運もないので、抜けると困る枠。
・一軍リリーフ枠(2名)
三上、平田
今季最初から最後まで不振の三上だが、チームの選手会長でもあり、過去の貢献を考えれば1年で切るのはまずないだろう。
平田もまだビハインド専寄りだが、殻を破りつつあり、放出出来るような層もない。
・若手枠(3名)
熊原、関根、乙坂
筒香の守備の負担や梶谷の衰え(8月含む)で、将来的にスタメンになってもらわないと困る枠。細川に先越されたらその時はその時よ。
熊原については、井納が衰えてから京山や綾部が育つまでの間を埋めて欲しいところ。先発でガス欠起こすならリリーフでも。
・ラスト1枠
ここまで投手では須田、加賀、三嶋、野手では白崎、荒波、石川(FA権あるので外した)らがプロテクト外に。
あとは相手球団の状況等に合わせて決めていく形になるだろう。
・終わりに
結局のところ巨人阪神ソフトバンクと言った金持ち球団に勝てないといけないので、捕らぬ狸の皮算用になる可能性は高い。
とにかく育成に舵を取るにしても、育成の猶予を与えられるだけの一軍戦力は必要なので、何かしらの手は打って欲しいところ